悲しい母の日…
昨日は母の日でした。何かしてあげた人もいることでしょう。
でも、したくても、何もしてあげられなかった人たちもいるのです。
4月25日に起きた悲しい事故、兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故 でたくさんの尊い命が失われました。
悲惨な大事故に巻き込まれて、たくさんの「母」が亡くなり、たくさんの子供たちが命を落としました。
そこへ献花しに来るたくさんの遺族や関係者。
母の日ということもあり、カーネーションがたくさん献花されていました。
いつもと変わらない朝を迎えるはずだった者たちが、いつもと同じように電車に乗っていて命を落とすこととなりました。
その中には母の日のプレゼントを考えたり、準備していた子供たちもいたことでしょう。
ニュースで「場違いかもしれませんが、渡せなくて悔しい思いをしている方たち、もらえなくて寂しい方たちがいるのは耐え切れないから、カーネーションを持ってきました。」というようなことをインタビューを受けて話していた男性のその言葉を聞いて、目頭が熱くなりました。
何がこのような悲しい母の日を生んだのでしょう。
それを私たちは考えて、忘れないように生きていくことが大切です。