日本VSUAE
27日19時20分◇国立競技場
日本代表
大黒将志
鈴木隆行⇒ 玉田圭司
小笠原満男
福西崇史⇒ 稲本潤一
小野伸二
三都主アレサンドロ
加地亮
坪井慶介⇒ 本山雅志
宮本恒靖
田中誠⇒茶野隆行
川口能活
ワールドカップ予選でのワールドカップ出場を決める大事な3戦の前のキリンカップでの第2戦目…
ジーコジャパンは仮想バーレーンでUAEに挑んだ。
UAEは予想通り、中東のチームに特徴的な一瞬の隙を突くスピードと巧さ、決定力を兼ね備えたチームだった。引いて守り、ボールを奪ってマイボールにしたら、数少ないパスで前線まで繋ぎ、ゴールを狙うカウンター戦術だ。
日本は前のペルー戦と変わって、小野が入り、大黒と加地が先発した。小野が合流して、入ったのは大きかった。ペルー戦とは打って変わって、攻守のバランスがとれていてよかった。相手のサイドも幾度となくえぐったが、最後まで行くことができなかった。特に、今日の試合は相手のカウンターを防ぐのに躍起になりすぎて、バランスばかりを気にし、2列目からの飛び出しが少なかったように思う。
日本のサイド攻撃だが、三都主は効果的に攻め上がるものの、最近特にワンパターンな気がしてきた。ボールが回ってきたら、必ず足元にトラップして止め、自分と相手ディフェンスの間合いを見て、ボールを先に前へ出し、後で追いかけて抜くという形が多い気がする。三都主ももう結構日本代表としてプレーしているのだから、相手も研究してきているだろう。そしたら、今のバリエーションでは厳しい気がする。一瞬のスピードとまあまあの精度のキックを持っているのだから、惜しいと思う。
そして、今日の小笠原はいつもより調子が悪い気がした。パスの長さも定まらず、長すぎたりして流れることが多かった。その代わり、今日は小野も入ってパスの出所が増えたのは日本にとってはよかった。
UAEの得点シーンだけど、川口はあの場面でニアを予想して、ニアに動き出していた。あの場面で、ニアは予想しないだろう…しかも、あのコースのシュートなら、甘いからはじいて止めるべきシュートだったと思う。そして、この日もやはりDFの坪井だった。スピードを自負している坪井が相手FWのスピードについていけず、シュートコースさえも切れなかった…早く中澤帰ってきてくれ…セットプレイも守りもお前の高さが必要だ。今の坪井は日本代表にふさわしい実力はないと思う。
FWの鈴木も玉田もパスを繋ぐポスト役ばかりで、シュートの意識がなかったように思う。FWとして、一番大事なゴールを狙う気持ちが小さかったように思う。これが最近のFW陣沈黙の原因のように思える。
ジーコ監督は、試合終了後、「カウンターで1点を取られてしまった。でも最後まで、戦う気持ちを持つことができた。」と話していたが、俺に言わせれば、戦う気持ちを持つことができたとか何を言ってるんだと思う。試合の途中で戦う気持ちをなくすっていうのなら、最初から試合なんてしなけりゃいいし、そんな日本代表は応援しない。
日本は、詰めが甘い気がする。いつもゴール前で決定的チャンスを作るものの、決定力が足りない。日本のFWが点を取れない。しかも、負けないサッカーを目標にしていて、相手に点を取られ負けたのはさらに大きい影響を残す気がする。加えて、バーレーンはUAEよりFIFAランクも数段上である。厳しい現実を受け止めて、最終予選に進まなければいけないようだ。サポーターとしては不安だが、故障者が戻ってきて海外組も合流し、ベストの日本代表が帰ってくるのを信じよう
ミランVSリヴァプール
UEFAチャンピオンズリーグ
25日20時45分◇イスタンブール・トルコ
1’ パオロ・マルディーニ
39’、44’ エルナン・クレスポ
54’ スティーブン・ジェラード
56’ ヴラディミール・スミチェル
60’ シャビ・アロンソ
すごい試合だった…
まずこの一言に尽きると思う…
-前半戦
前半、いきなりのマルディーニのゴールで、「あぁ…もう決まったか、この試合ミランの勝ちか…」と思った。カカが獲得したFKをピルロが蹴り、それにタイミングよく飛び出していったマルディーニがうまくボレーであわせ、バウンドさせたボールはデュデクの手にかすりながらも、ゴールへと吸い込まれた。ここに来て、キャプテンマルディーニが大きな得点を決めるという形で仕事をした。試合のペースを掴むゴールだったと思う。少なくとも前半までは…
次のクレスポの2点目はリヴァプールディフェンスの裏をかいたファーへのマイナス方向のシェフチェンコのパスから生まれた。右サイドを駆け抜けたシェフチェンコからのパスを受けたクレスポは落ち着いてあわせた。リヴァプールディフェンスは本当に撹乱されていた。ディフェンスラインを整える間もないくらいのスピードある攻撃。カカからシェフチェンコへのパスで既に決まったようなものだった。
3点目もクレスポ。カカのパスは絶妙で、この日最高のパスだった。キャラガーのスライディングには届かなくて、クレスポにはピンポイントで届くパス。クレスポのふわっと浮かしたシュートもすばらしかった。あのパスをこの大舞台の決勝戦で出すことができるのは、本当にすばらしい選手だと思う。この日のカカは、特にキレていた。
-後半戦
リーセの左からのクロスにきれいにあわせ、ゴール右隅へと送り込んだキャプテンジェラード。こちらもキャプテンの一発から反撃を開始した。リーセのピンポイントクロスにあわせ、ここしかないというところへヘディングできれいに流し込んだジェラードは、リヴァプールファンを鼓舞した。キャプテン自らチームの士気を高めた。
2点目を決めたスミチェル。ペナルティエリア外側の右側から、ゴール左隅を狙って打った強烈なミドルシュートがキーパージーダの手をはじいて、決まった。今まで決定的なシュートを止めてきたジーダだったが、反撃ののろしをあげたリヴァプールの勢いが勝っていた。同時に沈黙していたリヴァプールファンも息を吹き返した。
そして、とうとう同点のチャンスが訪れる。ジェラードがガットゥーゾのファウルを誘い、PKを獲得。それをシャビ・アロンソが蹴り、一度はジーダに止められるも、シャビ・アロンソがこぼれたボールを落ち着いてゴールネットに突き刺した。ジェラードのゴールを皮切りに始まった6分間というあっという間の同点劇だった…リヴァプールのキャプテンジェラードが強い精神で、チームを引っ張り、導いた。
-延長戦
トマソン、シェフチェンコとミランが決定的チャンスを逃し、リヴァプールはPK戦に狙いを定めたか、守りを固め、ゴールを許さなかった。延長戦でのデュデクは、決定的なシュートを体に当て防ぎ、もう神がかっていた。延長に入っても両チーム譲らず、PK戦に持ち込まれた。
-PK戦
ミラン1本目、後半から入ったセルジーニョ。1本目のキックで、左上に大きくふかしてしまう。一方、リヴァプールは1本目、2本目とハマン、シセが問題なく決める。
ミラン2本目のピルロ。正確無比のフリーキックで名が知られている彼だが、ここでデュデクの左右に動く揺さぶりに乱され、止められてしまう。しかし、リヴァプールの3本目、リーセのシュートがジーダに止められ、希望を繋ぐ。さらに、ミランはトマソン、カカが確実に決める。リヴァプールもスミチェルが決め、ミラン5本目のシェフチェンコにミランの全てが託された。しかし、シェフチェンコのシュートをデュデクが止め、リヴァプールの優勝が決まった。
シェフチェンコは最後、技術でゴール中心を狙うキーパーデュデクの意表を突くふわっとしたシュートのPKを選択したが、あれは間違いだったと自分は思う。
ああいうチームを勢いづけなくてはいけない場面では、勢いのある気持ちを込めたシュートを打つべきだと思う。あのシュートを決めていれば、PKも3-3でリヴァプールのシュートを止めて、サドンデスという可能性もあった。しかもシェフチェンコというミランの、いや世界のゴールゲッターがあれをしてしまっては…と思った。
最後に、
すごい試合だった…
やはりこの一言に尽きると思う…
猟奇的な彼女
― 猟奇的な彼女 ―
『猟奇的な彼女』は自分が韓国映画にハマったきっかけになる映画です
チャ・テヒョンは男から見てもかわいいやつと思えるくらい子供っぽいところが多い人だと思います。劇中の無邪気な表情がもいい味出してますよ。
そして、この映画ですけど、今日本で話題になっていて映画化、ドラマ化される『電車男』と同じく、韓国のインターネットの掲示板に載っていたエピソードをもとに、映画化された作品です。
それをクァク・ジェヨン監督が前半戦・後半戦・延長戦と斬新に3部作で描き、さらに一概にラブロマンス、ラブコメディとは言えないくらい、いろんなジャンルの要素が入っています。
劇中の「運命というのは努力した人に偶然という橋を架けてくれる」という言葉が好きです
すごくこの映画はクァク・ジェヨン監督の遊び心マンテンなものに仕上がってます。例えば、劇中に五つ子の写真が出てくるのですが、五つ子を出演させたり、監督自身が出演していたり、UFOを演出に使っていたりと楽しめます
そういうのを自分で何度も見て見つけるのもこの映画の楽しみ方の一つかも
映画
― 映画 ―
ラブロマンス、ラブコメディなど泣ける、笑える作品が好きです。
そして、基本的に映画を映画館に行ってまで観ようという人間ではなかったです。でも最近になって、映画館にも見たいと思う映画があったら行き、いい作品に出会うためにDVDやVIDEOをよくレンタルしています。
ナキムシBOYで涙もろいので、これから紹介していく映画で、泣けるとコメントしてあっても、みなさんが泣けるとは保証できません。そこのところはあしからず(笑)
自分は、『映画』とは観た者が忘れかけていたものを改めて気付かせてくれるものであり、その映画の世界に引き込み、登場人物と同じ気持ちを間接的に感じることができ、心に響かせてくれるものだと思っています